花粉症の私にとって、この季節はマスクとティッシュが手放せません。鼻に優しいティッシュに、マスクがお買い物リストに必ず入ってきます。しかし今年はコロナウィルスの流行で、どちらも品薄。買いたくても買えない、ってのはストレス。ティッシュは買いだめも収まった事で、手に入るようになりましたが、マスクはなし。どうせ買えないなら作ってしまえ、と3月に入ってからは手作りマスクで日々過ごしています。
「手作りマスクって実際どうなんだろう」と思っていたのですが、使ってみると以外に快適。使い捨てマスクだと付けている部分が痒くなったりしていたのですが、それもありません。皮膚が弱い方にはぜひともおすすめです。
今回はここで型紙と作り方を紹介していますので、気になった方はぜひともトライしてみてください。実際、マスク作りに向いているガーゼやゴムなども品切れ状態です。こんな時はクリエイティブに柔軟に、家にある物や手に入りやすい物を使って作ってみましょう。
型紙のダウンロードはこちらから。切り取ってお使いください。 Pattern A と Pattern B
ここで紹介しているサイズは、市販マスクのMくらいです。
*Lを作る場合は書いてあるサイズに+1cmで大丈夫だと思います。
準備するもの;
布、紐、針、糸、布用のはさみ、アイロン、ミシンがあればミシンも
私がここで使用している布は、使い古しの手拭と母の古い着物の生地です。
内側に手拭、外側に着物の生地を使っています。「そんなのないよ」という方は、着なくなった洋服、余ってるハンカチや枕ケース、ベッドシーツなども使えますよ。
それでは作り方を順を追って書いていきますね。
①
①型紙に合わせて布に線を引く。Aを4枚、Bを2枚作ります。Aは外側(人から見える部分)と内側(顔に当たる部分)、Bは真ん中のフィルター代わりになります。薄いマスクが好みの方は、Bは必要ありません。A4枚のみで進めてください。
②線から約1cmの場所にハサミをいれます。1cm残しながら切っていってください。
下のように全部で6枚ですね。
③A-1とA-1、A-2とA-2、BとBをそれぞれ重ね合わせ、赤のカーブの部分を縫い合わせます。(ミシンで縫う場合はまず仮縫いしましょう。)
④下記の写真のように、A、Bそれぞれ、縫い合わせたカーブの部分に切り込みを入れます。
⑤A、Bそれぞれ広げ、アイロンをかけ立体的にします。
⑥A-1とA-2をそれぞれ外側に来る部分を重ねて合わせます。重ねた時に切り込みを入れた部分が見えるように見えるように。その上にBを重ねます。Bに関しては内側、外側は関係ありません。
写真ではA-2、A-1、Bの順番で重ねています。
⑦図の赤い部分を縫います。すると下の写真のようになりますね。
下の写真はミシンで縫う前の仮縫いの状態です。
⑧赤い部分を縫った後は、縫っていないaの部分を内側に押し込み、bからaを引っ張りましょう。この際にA-1とA-2の間を通してください。
これで裏表がひっくり返りました。
⑨縫い合わせた部分にしっかりアイロンをかけます。
⑩Zの部分を図のように折り返します。
⑪Yの部分を縫います。ここが紐を通す部分です。
⑫紐を通します。
これで完成です。適当な紐が見つからない場合は布を細くして代用する事も可能です。
1枚目は戸惑ってしまうかもしれませんが、2枚目からは以外と簡単に作る事ができますよ。
日本でもコロナの感染が拡大している状況、活動自粛の地域も増えてきています。週末にちょっとハンドメイド体験のつもりで作ってみませんか?
この状況が一日でも早く収束するのを願うばかりです。
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