無添加・こだわりの「ひもの」、大嶋屋さんをレポート

フード&ドリンク

「美味しい笑顔、楽しい食卓づくりのお手伝い」

日本人にとって、「ひもの」はご飯によく合う定番のおかず。

今回は九州各地で水揚げされた新鮮な魚が並ぶ大牟田にて、昔ながらの手作りにこだわった無添加天日干しの「ひもの」を作り続ける大嶋屋さんの紹介です。

大嶋屋さんの朝は早く、市場にて新鮮な魚を自身の目で確かめ、厳選し、仕入れるところから始まります。

旬の美味しい「ひもの」が店頭に並ぶのはそのためです。

工程は全て手作業

その日仕入れた魚は作業場に戻り、その日のうちにさばきます。

機械は一切使わず、一つ一つ職人たちが包丁で手作業でさばきます。手作業にて魚をさばくことで素材そのものの味が際立つからです。手開きした魚は綺麗に水洗いします。

「ひもの」の味付けにも厳選した原料を使用

ひものづくりに欠かせないのが「塩」。

メキシコやオーストラリアのきれいな海水を二年以上もの歳月をかけ、風と太陽熱で自然乾燥し結晶化させ、ミネラルにこだわった原料に、超電磁波処理技術を駆使して作り出した最高級の「塩」を使用しています。

この塩が素材の旨みを引きだし、生臭みがない美味しい「ひもの」をつくるのです。脂の酸化を防止する作用もあります。

タレにこだわる

みりん干しにする魚は大嶋屋オリジナルの秘伝のたれに23日間つけ込みます。

このたれには日本国内で厳選された原料と沖縄産の黒砂糖を使っています。

この黒砂糖を加えることで「ひもの」がより多くのミネラルを含み、豊かな風味とまろやかな味をつくりだすのです。

天日網に一枚ずつ丁寧に魚を並べ天日干し

天日干しにすることで、タンパク質やミネラルが魚に凝縮され、自然の風味豊かな美味しい「ひもの」になります。

魚の種類、大きさ、日照、温度や湿度などの条件が重なり味を左右します。それぞれの魚にあった条件を熟練の職人が考慮し、干し上げる時間を決めることで大嶋屋の「ひもの」が仕上がります。

笹の葉を敷いて真空包装

笹には殺菌、防腐、消臭などの効果がある成分が含まれています。そのため食品の保存効果があり、昔から食中毒予防や保存に使われてきました。安心で美味しい「ひもの」を届けるためのこだわりです。

真空個包装で保存にも便利です。

手作業で、こだわりぬいた「ひもの」だからこそ!

一つ一つ手づくりの「ひもの」だからこその食感・香り・味が凝縮されています。保存料や着色料などの添加物は一切使用されておりません。塩の加減も絶妙の薄塩で仕上げてあります。一度食べたら虜になってしまう味、それが大嶋屋さんの「ひもの」です。お子供さんからご年配の方まで全国にファンがいらっしゃるのも納得。大牟田に行かれる際にはぜひとも立ち寄っていただきたい場所の一つです。

手軽に何でもスーパーで手に入る時代だからこそ、何を口にしているのか、どのような生産者なのかを深く考えなくなってしまいました。自分が口にするものだからこそ、そこに是非こだわって欲しいと思います。手づくりにこだわり、無添加で天日に干した大嶋屋さんの「ひもの」は、きっと、あなたを幸せにしてくれる味です!

Comments